高野っ子の広場
5年生 ありがとう!メダカさん!
1学期の理科で「いのちのはじまり」を学ぶために、5月の半ばから大切に世話をしてきたメダカですが、
「夏休みに責任をもって、毎日の世話をするのは難しいから、もと居た自然の中に返す方がメダカは幸せだと思う」という話になり、池が学校の敷地内にある、立山町立利田小学校へお引越しすることを、話し合って決めていました。
そして、今日、理科の先生に連れられてメダカはお引越しをしていきました。1枚目の画像はお別れのときのメダカ様子です。夏休み中ということもあり、子供たちは直接お別れをすることはできませんでした。
しかし、メダカとの思い出は心の中に残り続けると信じています。
メダカを学校で育てる前の準備では、みんなで協力して水の入った重たいバケツを何度も運び、準備をしました。
毎日欠かさずエサをあげたり、週に1度は必ず水替えをしたりできるように話合いをして当番を決め、世話をがんばっていました。
また、メダカが初めて亡くなったときには、クラス全員で世話の仕方の話合いをして、悲しいことを繰り返さないように対策を練ったり、反対に、メダカが生まれたときには、嬉しくて、たくさんの面白い名前を考え、「ぼくのメダカが一番かわいいんだ!」「いや、私のだよ!!」と言い合うほど喜びを分かち合っていました。
3か月という短い期間でしたが、たくさんの学びと、思い出を授けてくれたメダカでした。
お引越し先の池には利田小学校の5年生が育てたメダカも住んでいるそうです。
「もともといるメダカは、高野っ子が育てたメダカの仲間にきっとなってくれるし、メダカが元々持っている生命力できっと、仲良く、力強く生きていけるよ」と理科の先生は言っていました。
新しい場所でメダカが幸せに、仲良く生きていってくれることを信じて、そして、メダカがくれた思い出に感謝して2学期からの理科の学習に取り組んでいきましょう。