2025年1月の記事一覧

冬仕事!”コキアでほうき作りました!”

   「ほうき草」とも言われている「コキア」を使って「ほうき」を作りました。

   6年生の女の子たちが興味を持ち、魔女の宅急便の魔法のほうきをイメージして作ってくれました。コキアは前庭で育てていました。夏はみどり豊かに秋は鮮やかに紅葉してみんなを楽しませてくれた植物です。

 11月、色あせて枯れ始めたコキアを根元から刈って、壁やコンクリートに打ち付け、種や細かい枝、ごみを落とすと、それだけで、もう「ほうき」のような、よい感じの形になり、日陰干しをして保存していました。6年生の女の子たちは、「ほうき作りの経験あり?」と思うくらい手際よく上手でした。干したコキアを運び入れ、Kさん、Yさん、Wさんが根元の枝をむしって、3本の大きな枝を「ほうき」らしくなるように、形を整えています。OさんとMさんは、ほうきの柄に通した針金で力強くしっかりとコキアを柄に括り付けています。器用に作る姿に見ていて頼もしく思いました。ちょっと素敵に仕上げようと、針金の結び目をかくす為、赤い端切れを巻き麻ひもでしばり工夫しました。あっという間にイメージ通り(それ以上かも)の「魔法のほうき」が出来上がり、女の子たちは「すごい!」「いい感じ!」「のってみたい!」「めっちゃ、かわいい!」などと大喜びしていました。

 「魔法のほうき」はランチルーム前に展示して、みんなに見てもらうことに決めました。司書のY先生が、「魔女の宅急便」の本をかしてくださり横に置きました。一人ひとり、「キキが良い出会いをしたと思う。」と、本についての思いも吹き出しに書いてとても素敵な展示となっています。春に卒業をひかえ、がんばっている6年生さん、物語に出てくる「キキ」のように良い出会いをしてほしいと思います。ほうき作り楽しかったね。ありがとう。